ホイッスル!について、想いが高まりすぎて勝手に語ってみた。




はじめまして、きょーこです。


いわゆるアラサーで、普段は社畜として働いています。

はてなブログの存在は知っていましたが、実際にまともに書くのは初めて。


明日も仕事だと考えただけでとっても憂鬱だけど、今どうしても書きたい想いがあるので、欲望のままに綴ります。

何を書きたいか、というと少年ジャンプにて連載されていた、樋口大輔先生のサッカー漫画「ホイッスル!」という作品です。


今年連載開始から20周年を迎えるので、あぁ懐かしいなと感じる方も、作品名は知っているという方もいらっしゃると思います。


サッカー漫画といえば「キャプテン翼」が有名ですが、私はその次に有名なサッカー漫画だと思っています。


そんなホイッスル!の原画展が2018年5月3日〜6日に秋葉原にて開催され、地方住みの私は5日の一日参加して参りました。


私はジャンプでの連載が終わる頃にホイッスル!に出逢ったため、ジャンプではなく単行本で作品に触れたのですが、原画展で見るB4サイズの原稿はとても迫力があり、感動しました。



前置きが長くなってしまったのですが、今回感じたホイッスル!の魅力を勝手に綴りたいと思います。

あくまで個人的な想いなので、あしからず。




1、キャラクターと一緒に年齢を重ねられる


ホイッスル!は主人公の風祭将を中心にチームメイトと共に成長していく作品なのですが、多くのキャラクターが出てくるのできっと好きなキャラクターがいるはずです!

(ちなみに私は椎名翼という、少女のような可愛い見た目に反し、毒舌でマシンガントークのクレバーなキャラが推しです。)


そのキャラクターには生年月日があります。いいですか?誕生日ではなく、生年月日ですよ!

よってサザエさん方式ではなく、一緒に年齢を重ねることが出来るのです。


これは夢女の私にとっては非常に嬉しいことなのです。しかも今回の原画展で販売されたキャラクターブックで、樋口先生による大人版の描き下ろしや、2016年にキャラクターがどうなっているかが綴られているのです。


夢小説で妄想しているのではなく、公式様が現在の彼らの状況を教えてくださるのですよ?神ですよね。



2、綺麗事ばかりではない、リアルなストーリー


みんなで仲良くサッカーをして、はい優勝しましたー!という作品ではないのです。

体格差に悩んだり、ずっとレギュラーだった選手が外されたり、ケガをしたり。


悩みながらも仲間の一言に大事なことを気づかされ、何より努力して、自分で気持ちや考え方を切り替える姿に、学生時代の私は「自分も頑張ろう」と思えたのでした。


漫画に影響されるなんて単純だ、と思われるかもしれませんが、努力しても報われない人がいるのだから、努力もなしに報われることなどあり得ない、とホイッスル!に教えられたのでした。


努力は必ず報われないことを大人の私たちは知っています。でも成功者は必ず努力していることも知っているのです。

大人になった今でも、自分のマインドを見直すきっかけをくれるし、頑張っていた頃の自分を思い出して私を奮い立たせてくれる作品。人間の原動力になるものが、食べ物以外にもあるんですね。



3、樋口大輔先生が優しい


樋口大輔先生はお名前に反し女性です。先生の描くキャラクターは本当にかっこよくて、少年誌での連載にも関わらず、ファンの多くは女性です。

先生のサイン会が何度か開催されているのですが、ファンからの質問にも丁寧に対応してくださるんです。


そして何よりキャラクターを愛しているのが、感じられます。

今回の原画展では現在ホイッスル!Wという連載の執筆中にも関わらず、4日間毎日会場に足を運んでくださいました。

しかも先生が主人公の風祭君を描きあげる工程を見せてくださったのです。


「皆さん聞こえますか?」「見えますかね?」と会場への気遣いもあり、優しい雰囲気が伝わってきました。

今回発表されたキャラクター一人ひとりの年表についても、樋口先生ご本人が考えられたとのことなので、本当に息子のようなものなんでしょうね。彼らを生み、試練を与えながらも育ててくださった先生に心から感謝します。



4、ファンの方が優しい


笛!クラさんと呼ばれるホイッスル!を同じように応援する方と2年ほど前からイベントやオフ会でお会いする機会が何度かあったのですが、穏やかで優しい方が多いです。


勿論全笛!クラさんとお会いしているわけでも、繋がっているわけでもないのですが、少なくとも私のフォロワーさんは優しいです。天使です。


私は普段会える友達に、ホイッスル!を語れるほどの人がいないので、こうして遠征という形でイベントに参加するのは勿論のこと、こうして同じ笛!クラさんに会えるのがとっても楽しいのです。


他のジャンルを悪く言うつもりは全くないですし、あまり他については詳しくないのですが、年齢も成人以上でアラサー前後の方が多く落ち着いている印象です。


私を含め、ホイッスル!以外のアニメやゲームを好きな人も多いのですが、ホイッスル!に対して「聖書」「ホーム」という考えを持っている方が多く、ヲタクになった原点という話をよく聞きます。


私自身、ホイッスル!に出会わなければアニメや二次創作の世界を知ることはなかったかもしれません。

そう思うと、まだインターネットが浸透していなかった時代を経て、あの頃別々の地でホイッスル!を読んでいた私たちが、同じ想いで集まり一緒にお祝い出来ているって、不思議なご縁だなと改めて感じます。



ホイッスル!に関する私の想いというか、思い出は自分の記録として、また書きたいなと思っています。



本当はこれを樋口大輔先生に伝えたいところですが、ファンレターとしてはあまりにも長くご迷惑なので、自分の中で留めておきます。



大変なことも多い毎日ですが、一人の大人としてそれなりに前向きに生きていられるのはホイッスル!に出会えたからだと心から思っています。


これからもホイッスル!を愛する皆さんと、キャラクターの話をしたり、好きなシーンを語り合ったり出来たらいいな、と思います。


長ーくなりましたが、一度私が思うホイッスル!の魅力についてのブログはここまで! とりあえず、読んだことない人には読んで欲しいし、読んだことのある人にはあと400回くらい読み返して欲しい。



次回は私が惹かれた椎名翼さんについて、勝手に熱く語ろうと思っております! え?もういいって?いや、語ります。語らせてくださーい!